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intimidation love
第2章 保健室での秘め事

二週間後、私は先輩を呼び出した。
場所は、前回と同じ保健室だ。
既に中に入りベッドに腰を降ろしていた先輩が、笑顔で手を振って来た。
「今、俺見て安心した顔したでしょ?」
「…してませんけど」
「そう?なんか、嬉しそうに見えた気がしたんだけどなあ」
「…普通です」
「ヨシノちゃんはつれないね」
残念そうに眉を下げる先輩を見ても、淡々とした口調と表情を崩さないように努める。
「俺の事、もう呼んでくれないかと思ってた」
「でも、ちゃんと呼びましたよ?」
「うん。手紙見た時すげーテンション上がったよ。呼んでくれて、嬉しかった」
騙されてはいけない。
この男は甘い顔と声を使って、誰にでも甘い言葉を吐くような男なのだ。
どれだけの女の人が、それに泣かされて来た事か。
先輩の前まで行き、屈み込んで肩に手を回す。
この間とは違う明らかな女性の匂いが鼻につき、わかってはいるのに気持ちが沈む。
「今日は、するよね?こないだは俺だけ良くしてもらったし、お返しにたくさん気持ち良くしてあげる」
「…先輩、私に脅迫されてる事忘れてません?」
「忘れてるわけないでしょ。後輩に脅されて嫌々奉仕させられる先輩ってシチュエーションでしょこれ」
「…はあ?」
先輩の手が私の腰に触れ、そのまま強く引き寄せられる。
「というわけで、今日は俺に食べられようね?」
あっという間に体がベッドに倒され、先輩に組み敷かれてしまった。
「大丈夫。俺ってムードは大切にするタイプだし、ちゃんと段階も踏むから」
頬に、優しく口付けが落とされる。
先輩の唇が触れた場所が熱い。
このままだと、確実に流されてしまう。
それだけは、どうしても嫌なのだ。
「…勘違いしないで下さい。私、先輩に抱かれるつもりなんてありませんから」
でも、きっと大丈夫だ。
先輩がどう足掻いたところで、主導権は私にあるのだから
場所は、前回と同じ保健室だ。
既に中に入りベッドに腰を降ろしていた先輩が、笑顔で手を振って来た。
「今、俺見て安心した顔したでしょ?」
「…してませんけど」
「そう?なんか、嬉しそうに見えた気がしたんだけどなあ」
「…普通です」
「ヨシノちゃんはつれないね」
残念そうに眉を下げる先輩を見ても、淡々とした口調と表情を崩さないように努める。
「俺の事、もう呼んでくれないかと思ってた」
「でも、ちゃんと呼びましたよ?」
「うん。手紙見た時すげーテンション上がったよ。呼んでくれて、嬉しかった」
騙されてはいけない。
この男は甘い顔と声を使って、誰にでも甘い言葉を吐くような男なのだ。
どれだけの女の人が、それに泣かされて来た事か。
先輩の前まで行き、屈み込んで肩に手を回す。
この間とは違う明らかな女性の匂いが鼻につき、わかってはいるのに気持ちが沈む。
「今日は、するよね?こないだは俺だけ良くしてもらったし、お返しにたくさん気持ち良くしてあげる」
「…先輩、私に脅迫されてる事忘れてません?」
「忘れてるわけないでしょ。後輩に脅されて嫌々奉仕させられる先輩ってシチュエーションでしょこれ」
「…はあ?」
先輩の手が私の腰に触れ、そのまま強く引き寄せられる。
「というわけで、今日は俺に食べられようね?」
あっという間に体がベッドに倒され、先輩に組み敷かれてしまった。
「大丈夫。俺ってムードは大切にするタイプだし、ちゃんと段階も踏むから」
頬に、優しく口付けが落とされる。
先輩の唇が触れた場所が熱い。
このままだと、確実に流されてしまう。
それだけは、どうしても嫌なのだ。
「…勘違いしないで下さい。私、先輩に抱かれるつもりなんてありませんから」
でも、きっと大丈夫だ。
先輩がどう足掻いたところで、主導権は私にあるのだから

