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intimidation love
第4章 膠着
先輩が、ふと優しい手付きで私の髪を梳いた。
少し癖のある私の髪の毛を先輩は気に入っていたのか何なのかわからないけれど、屋上ではよく弄られた。
決して口にはしなかったが、私はそれが嬉しかった。
でも今はもう、同じように触れられても素直に喜べない。

「そうやって怯えた顔するのは演技?」

「ちが…」

「どうせ慣れてるんだし、そういうの意味なくない?積極的に俺のチンポ咥えてたヨシノちゃんはどこ行ったの?」

直接的な言葉に、自分の顔が羞恥に赤く染まった。
聞きたくなくて反射的に顔を背けようとしたにもかかわらず、強い力で頬を掴まれ固定されてしまう。
先輩のもう片方の手が、私の乾いた唇をなぞり上げた。

「この小さい口で何人のチンポ咥えて来たの?結構相当な数なんじゃない?」

顔を動かせない代わりに、先輩から目を逸らす。
そんな事、言いたくない。

「答えないんだ?」

「………」

「そう」

唇に触れていた先輩の指が突然咥内に押し込まれ、私は驚愕に目を見開いた。

「んんんっ!!」

「苦しい?」

「んう゛っ…!」

返事の出来ない私が先輩を押し退けようと藻掻いても、目の前の大きな体はびくともしない。

「じゃあ、もっと突っ込んであげる」
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