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intimidation love
第4章 膠着
「ん、ぁっ…」

ちゅう、と吸い付かれた乳首に柔らかい舌が絡む。
強過ぎず、かといって弱くもない際どい刺激を与えられ、声が勝手に漏れてしまう。
片方は唇で扱かれ、もう片方は指で転がされ、ねっとりとした愛撫に私はただ首を横に振って耐え続けるしかない。
こんな状況にもかかわらず、快感を拾ってしまう自分の体が浅ましい。

先輩は胸への愛撫を続けたまま、スカートの中に手を潜り込ませた。
指先が、滑らかな動きで太ももを撫でる。
無駄な足掻きだとわかっていても、それだけはどうしても受け入れられない私は声を荒げた。

「お願いっ、本当にやめて!」

先輩が覆い被さっているせいで、足を立てて防ごうとしても上手く行かない。
縛られた両腕で先輩を退かそうとしても、それも上手く行かなかった。
徐々に這い上がって来る先輩の手が、やがて足の付け根に触れた。

「嫌っ…!」

これ以上は、どうしても無理だ。
けれど先輩の手は止まらず、ショーツの上から指ですっとなぞり上げた。

このまま現実逃避してしまいたいと思った。
ぬるりと滑る感触に、まさか先輩が気付かない筈がない。
私自身、気付いていたからこそ余計に触られる事が嫌だったのに。

「いい加減、嫌がる振りはやめよ?」

「ちがっ…」

「じゃあ何でこんなに下着ぬるぬるしてんの?」

言い訳しようがない程に、きっと自分の中は濡れてしまっている。
今すぐやめて欲しいと思っているのは、確かに自分の本心な筈なのに。

「大丈夫だよ、こういうの好きな女の子って結構居るから。犯されてるみたいで、興奮するんでしょ?」

「違う…!」

「でも、そろそろ良くない?」

先輩は一度指を離すと、今度はショーツの中へと手を滑り込ませた。
私は怯えた目で、先輩を見上げた。
先輩の指が直接秘裂を撫で上げると、湿り気を帯びたそこからはくちゅくちゅと音が漏れた。

「…あれ?」

途中で違和感に気付いた様子の先輩は一瞬だけ手を止め、すぐにまた動かし始めた。
怯える私を見下ろしながら、何かを確かめるようにショーツの中を何度も撫で回す。

「…うわ、マジで?」

まるで面白い玩具でも見付けた子供のように、きらきらと目を耀かせた先輩が私の顔を覗き込んだ。

「ここ、剃ってるの?」

恥ずかしさに、自分の顔が益々赤く染まって行く。

「それとも、元々生えてないとか?」
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