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intimidation love
第4章 膠着
先輩はどこか不満げな表情を浮かべ、ちらりと時計に目を向けた。

「まあ、今日はもう許してあげる。その代わり…ちょっと我慢して」

よくわからない事を言いながら、先輩は私の両足を左右に割り開き自分の両腕に片方ずつ引っ掛けて行く。

「やっ、何っ…!?」

体を折り曲げられ、ただでさえ息苦しく恥ずかしい体勢にもかかわらす先輩は更なる追い討ちを掛けて来る。
伸し掛かって来た先輩が、上から勢い良く私を突き刺した。

「っ…!!」

一気に奥まで貫かれた衝撃に、喉が仰け反り息をするのも忘れそうになる。
見開いた両目からはとめどなく涙が溢れ出し、さっきまでとは比べ物にならない圧迫感に声すらも上げられない。

「…すっげー中びくびくしてる」

「っ…ぁ、」

「動いていいよね?」

先輩は端から私の返事など聞く気もないのか、待ってと言う間も与えられずに腰を動かし始める。

「ひ、あ…あっ!」

たとえ物足りなさを感じるような緩慢な動きでも、今よりはずっとマシだったかもしれない。
打ち付けられる度に膣の奥に痛みが走り、耐え続ける事すら難しい。

「やぁっ…いた、痛いっ…!」

「…あ、ごめん。やっぱり痛いかあ…じゃあ、あんまり奥まで突かないようにするから」

そうは言っても、先輩は腰の動きを少しも緩めてはくれない。
奥に当たらないように気を付けてくれてはいるが、代わりに律動がどんどん激しさを増す。

ぐちゅっ、ぐち、ぐぢゅぐぢゅっ。
先輩の陰茎が激しく抜き差しする度、耳を塞ぎたくなる音が部屋中に響く。
奥はまだずくずくと痛むのに、それを上回る快感に全身が粟立つくらい悦んでいる。
先輩の息遣いが、徐々に荒くなって行く。

「あっ!あっ…ひぃっ、あぁ!!」

「…はあ。やば、イキそ」

速まる腰の動きに、何も考えられなくなって行く。
先輩の事以外…何も。
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