この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
intimidation love
第1章 恋は盲目
再び先輩の首筋へと顔を埋める。ひしひしと感じる視線に、緊張感が走る。
肌に触れている自分の手が震えている事に途中で気付いたが、だからといって今更やめたくはなかった。

先輩の綺麗な肌に跡が残らないよう吸い付きながら、徐々に舌をずらして行く。
鎖骨に口付け、更にその下へと舌を滑らせる。
するとかすかに漏れる吐息が耳に届き、そのお陰か少しだけ緊張が解れた気がした。

胸の先端を口の中に含むと、先輩の体がぴくりと小さく跳ねた。
私へと向けられていた筈の視線は、今はもう感じない。
反対側の胸にも手を伸ばし、指の腹で転がす。
円を描くように舌を這わせながら、目線を上げる。

先輩は、目を細めながらじっと扉を見つめていた。
もしかしたら誰か来るのではないかと、心配しているのだろうか。
その表情はどこか苦しげに見え、ふと不安になる。

「…気持ち良くないですか?」

「…別に」

素っ気ない返事に寂しさを感じつつも、私はただひたすら先輩への愛撫に集中した。
脇腹や臍にも、口付けを落として行く。
指で肌を優しく撫でていると、再び先輩の体がぴくりと動いた。

恐る恐る、先輩の下半身へと手を伸ばす。
少し硬くなっているのがズボン越しに伝わって来て、安堵した以上に嬉しい気持ちの方が大きかった。
少しでも、反応してくれている。そう思うと、たまらず頬が緩んだ。

「感じてくれてたんですね。良かった」

「…煩いな」

ふてくされたように言う先輩が可愛くて、益々笑みが零れる。
ベルトを緩めた後、私が言うよりも先に先輩の方から腰を浮かせてくれる。その仕草がまるで早くしろと言っているいるようにも感じ取れ、どんどん自分の中で気持ちが高ぶって行く。

下着の上からでもわかる程の熱い感触に、思わず息を呑む。
ぴくぴくと震えた先輩のモノが、更に大きくなるのがわかった。
それを片手で優しくさすりながら、先輩の耳元へと唇を寄せる。

「私相手じゃ勃たないなんて、先輩の嘘つき」

先輩は何も答えない代わりに悔しそうに私を睨んだ後、すぐに顔を背けてしまった。
/103ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ