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あおい風 あかい風
第2章 キス
 Tシャツを頭から脱ぎとった大輝の上半身は ギリシャ彫刻のように なめらかで余分なものがいっさいついていない。こんがりと日焼けして とても美しい。
 碧は おそる おそるその身体を手でなでた。こんなふうに 他人の肌にふれるのは初めてだ。少し胸毛がある。男の人の身体だ。大輝の胸だ。遠くから見つめて 憧れ続けた大輝に 今、ふれている。信じられないようなことが おこっている。
 身体中に 温かい「すき」が広がって 見るもの、触れるものすべてが愛おしく思える。

 大輝は かみつくように おっぱいに吸いついてきた。吸われると くらくらするくらい気持ちがいい。舌の濡れてなめらかなのにざ らっとした感触も とても気持ちがいい。
 そのまま ふたりでマットレスに横たわった。ほこりくさくて 不潔そうだけど 気にならない。

 「ずっと こうしたかった」

 碧も そうかもしれない、と思った。遠くから見ているだけでなく 話したり、見つめあったり、触れたり、叶うとは思えなかったこんなこと。
 大輝は 額の髪をかき上げ 優しく撫でてくれる。
 「ずっと すきだった」
 え・・・そうなの? 胸の中が ぽっと熱くなる。

 もっと知りたいことが沢山あるけど 今は それより 抱き合っていることの方が だいじ。
 キスしたり 身体をさわり合ったり おっぱいを揉まれていることのほうが わかりやすくて だいじ。
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