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あおい風 あかい風
第4章 風
 ティッシュで拭いとった後
 「このまま まってて。すぐにもどるから」 下半身だけ身づくろいして部屋を出た。

 あの時と同じだ、と舌打ちしたい気分だった。お湯で濡れタオルをつくると 急いでもどった。
 碧は 脱ぎ散らかした衣類の中から 自分のものをみつけて 着始めていた。
「おいで」
 まだパンティしか着けていなかったので ブラウスで胸をかくして 恥ずかしそうに イヤイヤをする。可愛いな、と何度も思う。
  抵抗しても 大輝にはかなわない。すぐにベッドに座らされて
 「ほら。こうして」
 咽喉をのばしてみせると 胸をかくしたまま 真似をする。碧の細い首を 温かい濡れタオルで拭いてやる。
 「きもちいい?」
 素直に笑いながらうなづく。
 「手をどけてごらん」
 恥ずかしそうに ブラウスを下げる。そこも丁寧に拭いてやる。乳首が ぽつんとたつ。それをみるとキスせずにはいられない。
 「あん」と身を引く碧は いよいよ可愛いと思う。

 引き締まったおなかを拭きながら
 「ごめんな」
 「なにが?」
 「いたかった?」
 「だれでも 初めてのときは いたいんでしょう?」
 「そうだけど」
 「初めて」という言葉が 胸にしみ込んで 温かく広がる。


 碧は 大輝からタオルをとると
 「今度は 拭いてあげるね」
 タオルの面を変えて 大輝の胸や咽喉をこする。
 「きもちいいですか?」
 自分が裸なのを忘れているのか 無邪気に聞く。
 「はい。とっても」
 「後ろを向いてください」
 碧の笑顔に逆らえず 大輝は背中を向ける。
 「お客様 いかがですか?」
 「はい。さいこーです」
 ぺとっ、と 碧の身体がくっついてきた。背中に 小さな乳房があたる。
 「これは?」
 「もっと きもちいいです」
 「あのね。だいすき」
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