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あおい風 あかい風
第9章 乱
ぐったりとした結月を受けとめ 呼吸が整うのを待って キスした。
欲望のキスではなく ご褒美のキス。
潤んだ目で
「いまのが・・・」ろれつがまわっていない。
「いま・・・おきたこと・・・」
「絶頂に 達した?」
「いまのが そうなの?」
「たぶん、ね」
なんて可愛い小悪魔なんだ。
陽輝の目をまっすぐ見つめて
「ヘスター・プリンは 愚か者じゃあなかったのね」
という。意味はわからなかったが なんだか結月らしい。
ふたりはまだ繋がったままだ。結月の中は たっぷりの愛液を溜めこみ ひくひくと蠢いて 陽輝を締めつけたり 撫で回したりしている。
「はじめて?」
びっくりしたように目を見開いて 大きく頷く。
陽輝は 結月の指にキスしながら 心の中で「初めてを残しておいてくれてありがと う」とつぶやいた。
結月も 心の中で「はるにぃが 初めての男だ」と思っていた。なぜか 涙がでた。
結月の涙に驚いたが 少しだけ 気持ちがわかるような気がした。
結月は 指先で 陽輝の胸を静かに辿りながら「もっと 愛して」と言った。
セックスとは言わなかった。
欲望のキスではなく ご褒美のキス。
潤んだ目で
「いまのが・・・」ろれつがまわっていない。
「いま・・・おきたこと・・・」
「絶頂に 達した?」
「いまのが そうなの?」
「たぶん、ね」
なんて可愛い小悪魔なんだ。
陽輝の目をまっすぐ見つめて
「ヘスター・プリンは 愚か者じゃあなかったのね」
という。意味はわからなかったが なんだか結月らしい。
ふたりはまだ繋がったままだ。結月の中は たっぷりの愛液を溜めこみ ひくひくと蠢いて 陽輝を締めつけたり 撫で回したりしている。
「はじめて?」
びっくりしたように目を見開いて 大きく頷く。
陽輝は 結月の指にキスしながら 心の中で「初めてを残しておいてくれてありがと う」とつぶやいた。
結月も 心の中で「はるにぃが 初めての男だ」と思っていた。なぜか 涙がでた。
結月の涙に驚いたが 少しだけ 気持ちがわかるような気がした。
結月は 指先で 陽輝の胸を静かに辿りながら「もっと 愛して」と言った。
セックスとは言わなかった。