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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第17章 白い波2
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そう、あの時。

不条理な現実を目の当りにした瞬間だった。

「私が・・・い・・る・・・。」

涼子は山岡の浅黒い膝に包まれるように、画面の中の自分に見入っていた。

もう、完全に記憶を取り戻していた。

閃光も走らない。

ネガがポジになったのだ。

画面にはハッキリと涼子の顔が映っている。

山岡の膝にマタガリ獣のように声をあげ、快感に酔いしれた表情を見せていた。

『はっはんっ・・はっ、はぅんっ・・・。いいっ、いいっ・・いいのぉー・・・。』

画面の自分を見ながら、実在の涼子が呟く。

「ああ・・・あ、あんなに腰を使って・・。い、いやらしい・・・ああぁ・・・。」

山岡は優しく涼子の髪を掻き揚げていた。

涼子はそれを当たり前のようにウットリと身をまかしながら、男の身体にもたれている。

その変化に、山岡と理恵は顔を見合わせ笑みを浮かべた。

そしてゴツゴツした大きな手の平を、涼子のFカップに這わしていく。

『ふーん・・。イイッー。アッ、アッー、わ、私・・あああ、いくっ・・イクー・・。』

犯されている自分がいた。

嬉しそうに男の膝の上で腰を使っている。

いやらしい。

そう、何と淫靡な光景であろうか。

あれほど嫌悪していた男なのに。

交わっている。
セックスをしているのだ。

力が抜けていく。

長い間懸命に否定していた邪悪な欲望が解き放たれ、涼子を完全に支配しているのだ。
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