パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第17章 白い波２

『あっ、あっ・・・いい・・・いいのぉ。』

男の舌を首筋に受けながら、心からの叫びを絞り出している。

まさに獣であった。

（そう・・・そんなに・・・いいの？）

涼子は潤んだ瞳で、見つめている。

何度も自分を苦しめた虚像が実像となって今、再現されている。

『あふんっ・・・もっと・・・もっとぉ。』

オネダリしている。
嫌悪すべき男に甘えた声で。

（いやらしい・・・・。）

でも、嬉しかった。
もう自分を偽る事はないのだ。

そう、涼子は淫乱な女なのだ。

快感が素直に身体中に広がっていく。

「あふ・・うー・・ふうっ・・んんあああ・・・。」

溜息ともつかぬ声を、甘く気だるげに吐き出す涼子の大きなバストは、いつしか山岡の手によって揉み解され蹂躙されていた。

ブラウスのボタンは外され、ブラジャーからはみ出した乳首を指で摘み、又放す。

電流が、涼子の全身を駆け巡る。

「あああ、ああふぅー・・・んん。ああん・・・。」

涼子は全身に走る快感にようやく気付いたのか、後ろを見上げると笑みを零しながら、山岡の太い腕を抱えるようにして、愛撫を受けていくのだった。

「んふ・・・んん・・・はぁ・・・んん・・。」

切ない吐息を吐きながら、山岡の太い指の愛撫に身を任せている。