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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第17章 白い波2
そうなのだ。

涼子の飲み物には、いつも催淫剤がし込まれていたのである。

それは一種の麻薬のようなもので、人間の欲情を激しく駆り立てる働きをした。

飲むと幻覚症状に似た興奮を覚え、自分の欲望を押えられなくなるのだった。

最初、山岡に犯された時もこの薬を飲まされた。

涼子とあう度に、コーヒー等の飲み物に混ぜる量や効果は実体験済みであった。

涼子は理恵と会う度にこの薬を飲まされ、理恵の魅力に溺れていったのである。

だからこそ、今回の罠にもかかったのだ。

そうじゃないと、いくら山岡の計画が巧妙な事や理恵が美しいといえ、これほどまでに理恵に惹かれたり、ビデオに感じる筈はないのだ。

山岡の命じる通りに、理恵は様々な罠を涼子に仕掛けた。

涼子と初めて会ってしばらくは、わざと野暮ったいメガネを掛け、会う度に、こっそり涼子の飲み物に薬を入れていたのである。

少しずつ慎重に、量を増やしていった。

特に味が濃いコーヒー等に混ぜ、効果が現れる頃にメガネを外し、徐々に化粧や服装も華やかにしていったのである。

涼子は見事に計画通り、理恵を愛するようになった。

尤も理恵も涼子を慕う演技をしながら、その魅力の虜になってしまったのだが。

だから自然と振舞えたのかもしれない。

涼子の事を真剣に想い、会の仕事も懸命にこなした。

涼子を心から好きになっていたのだ。

それも、山岡の思惑通りなのかもしれない。

理恵は今更ながらも、山岡の用意周到な計画に脱帽すると同時に、これから繰り広げられる涼子のマゾ調教を思うと、ゾクゾクするのだ。

冷たいビールの喉越しが気持ちいい。

(少し位酔わなきゃ・・・。おあづけは、ツライよ・・・。)
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