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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第6章 合成写真
だからこうして、写真の女が苦しそうに眉を寄せながらも、笑みを浮かべているのが気に入らなかった。

嫉妬に似た感情が芽生えてくる。

『お前は淫乱なマゾだ。』

「・・・う・・・。」

新しいメールをめくる度に現れるフレーズに、徐々に反応している自分がいた。

次々に現れる写真に不思議と身体が熱くなり、自分の顔が何の変哲もない表情なのに、犯されている気分になってくる。

「あっ・・・・。」

今度はハッキリと声をあげてしまった。

犬のように四足のポーズで貫かれている女の顔が・・・違う女であるのに、何故か自分の顔に見えたのだ。

ネガフィルムのフラッシュバックのように、一瞬ではあるが、今見える稚拙な合成写真ではなく、まるで「本当に」涼子が犯されているように見えたのである。

真っ白でおおきなヒップを、男の浅黒い手が持ち上げている。

女は苦しそうに大きく口を開けているが、そこから白い歯を覗かせている。

『ああっ・・あっああっ・・あ、う・・。』

女の声が、涼子の頭の奥から聞こえてくる。

「ああっ・・・。」

又、フラッシュバックが起こる。

涼子がいた。

今度はハッキリと見えた。

涼子が犯されている。

見知らぬ男に犬のように、四つ足で。

『あんっ・・あうう、あんっ・・・ああー。』

荒い息遣いが聞こえる。

自分の声であろうか。

それとも、どこかで見た映画の記憶だろうか。
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