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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第14章 遠い記憶
『さてさて、涼子様・・・。』

ヤニで汚れた歯を剥きだして、男はおどけた調子で始めた。

『この間は、随分と恥をかかせてくれたなぁ・・・。俺ぁ、悔しくて夜も寝られなかったぜ・・・。』

一言一言が、拷問のように涼子の胸に突き刺さる。

『なーんてな、本当言うと、この復讐を考えてゾクゾクしてたんだよ、ガッハハハ・・・。』

そして再びリズムを取るようにカメラから遠ざかると、理恵のいるソファーにドッカと腰を降ろした。

『どうだ、いい女だろう・・・?』

そして理恵の小さな顎をゴツゴツした手でしゃくり、又大きな声で笑った。

復讐という言葉の意味が涼子の胸をえぐる。

男のそれが達成されたという事実は、隣に座わっている理恵を見れば明白であった。

理恵の頬を大粒の涙が伝う。

男は勝ち誇ったように更に続ける。

『俺は欲しいものは何だって手に入れる。いつかも、そう言ったろうがぁ・・・。』

そして、理恵の涙で濡れた顔を長く伸ばした舌で舐めあげていく。

「ヒッ・・・。」

画面の中の理恵と涼子が、同時に声を放つ。

『ウヒヒ、ひゃっひゃっはっはぁー・・・。』

涼子は怒りに震えていた。
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