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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第14章 遠い記憶
『涼子さんよう・・・今度は、お前もかわいがってやるからなぁっ・・・。』

男はこちらを見つめ、下卑た笑いを放つ。

『お前も、俺の女になるんだよぅ・・・。』

男の視線が粘りつく。

恐怖と嫌悪感が涼子を襲う。

涼子の正義感をあざ笑うかの如く。

『涼子さんよぅ、涼子よう、見てるかぁ・・・?』

涼子の憎しみの炎が燃え上がる。

画面の男、山岡啓造に大きく見開いた瞳を向けている。

これほどの憎しみ、嫌悪感を抱いた事がかつてあったであろうか。

今、涼子は心の底から男を殺したいと思っていた。

絶対に負けない。

こんな卑劣な男に屈するものか。

証拠の品はいくらでもある。

男の誓約書も取ってあるのだ。

今度こそは容赦しない。

おじい様の力を借りてでも、この卑劣な悪魔を葬ってやる。

涼子は燃え上がる憎しみを支えに、必死になって画面を見ていた。

自分の愛しい天使が犯されていく映像を。
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