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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第3章 やさしい夫
大きなハスキー犬が、女神の頬を長い舌でなめている。
田代は軽い嫉妬を覚えた。
出来れば、自分も犬になって女の肌を味わいたかった。
長い舌を清楚な唇にこじ入れ、蹂躙するのだ。
歯の裏側すらも舐めまくり、柔らかそうな舌を吸い上げ絡める。
そして、清らかで甘い女神様の唾液を思う存分飲むのだ。
ゴクゴクと、喉を震わせて。
あの白い肌に、透通る肌に直接触れる事が出来るなら何でもするのに。
たとえ、悪魔に魂を売ってでも。
そう考えたとたん、田代は苦笑した。
もう、「売っている」ではないか。
自分は山岡啓造という、悪魔の犬なのだ。
「チクショウ・・・。」
所詮、無力な田代にはこうして誰にも聞えない所で悪態をつくしかないのだった。
そんな田代を更に諦めさせるかのように、涼子の夫の達彦が玄関から出てきた。
「あら、もう出かけるの?」
涼子の透き通った声が通りに響いた。
そして、嬉しそうに背の高い夫の首にまとわりつくようにしている。
田代の心に嫉妬の感情が走る。
「今朝一番に会議なんだ。朝食は会社で食べるからいいよ。何せ、遠いからなあ・・・。」
白い歯を見せながら言う夫に、涼子は甘える声で言った。
「ごめんなさい・・・。私のわがままで、会社から遠いこんな田舎に住まわしちゃって。」
「いいんだよ。どうせ出張ばかりの仕事だし・・・又、海外勤務になるかもしれないから、君の実家がソバにある方が僕も安心だし・・・。」
「でも・・・。」
俯く涼子にそっとキスをした達彦は、おどけるように家の門を出ると手を振りながら声を出した。
「じゃあ、いってくるから・・・。あっ、今日は早く帰れそうだから美味いの、たのむねっ・・・。」
そして、石畳をリズム良く靴音を響かせながらかけていった。
「わかりました。気をつけてねぇー・・・。」
肩先で手を振りながら放たれた涼子の声と笑顔は、夫の姿が小さくなるのと合わせるように消えていった。
そして、この頃よく一人の時に見せる寂しげな表情に変わるのであった。
家に入り、片付けをしながらもその表情は続いていた。
田代は軽い嫉妬を覚えた。
出来れば、自分も犬になって女の肌を味わいたかった。
長い舌を清楚な唇にこじ入れ、蹂躙するのだ。
歯の裏側すらも舐めまくり、柔らかそうな舌を吸い上げ絡める。
そして、清らかで甘い女神様の唾液を思う存分飲むのだ。
ゴクゴクと、喉を震わせて。
あの白い肌に、透通る肌に直接触れる事が出来るなら何でもするのに。
たとえ、悪魔に魂を売ってでも。
そう考えたとたん、田代は苦笑した。
もう、「売っている」ではないか。
自分は山岡啓造という、悪魔の犬なのだ。
「チクショウ・・・。」
所詮、無力な田代にはこうして誰にも聞えない所で悪態をつくしかないのだった。
そんな田代を更に諦めさせるかのように、涼子の夫の達彦が玄関から出てきた。
「あら、もう出かけるの?」
涼子の透き通った声が通りに響いた。
そして、嬉しそうに背の高い夫の首にまとわりつくようにしている。
田代の心に嫉妬の感情が走る。
「今朝一番に会議なんだ。朝食は会社で食べるからいいよ。何せ、遠いからなあ・・・。」
白い歯を見せながら言う夫に、涼子は甘える声で言った。
「ごめんなさい・・・。私のわがままで、会社から遠いこんな田舎に住まわしちゃって。」
「いいんだよ。どうせ出張ばかりの仕事だし・・・又、海外勤務になるかもしれないから、君の実家がソバにある方が僕も安心だし・・・。」
「でも・・・。」
俯く涼子にそっとキスをした達彦は、おどけるように家の門を出ると手を振りながら声を出した。
「じゃあ、いってくるから・・・。あっ、今日は早く帰れそうだから美味いの、たのむねっ・・・。」
そして、石畳をリズム良く靴音を響かせながらかけていった。
「わかりました。気をつけてねぇー・・・。」
肩先で手を振りながら放たれた涼子の声と笑顔は、夫の姿が小さくなるのと合わせるように消えていった。
そして、この頃よく一人の時に見せる寂しげな表情に変わるのであった。
家に入り、片付けをしながらもその表情は続いていた。