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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第14章 遠い記憶
閃光が瞬間、走った。

何かが違う。

とてつもない違和感が、涼子の脳裏にかすむ。

白く深い霧がたちこめてくる。

テーブルに置かれたコップが、水滴をたらして濡れていた。

無意識にそれを掴むと、一気に飲み干した。

清涼感が霧を追い払ってくれる。

再び画面に向かうのだが、これからの展開を思うと胸がつぶれそうになる。

「ああっ、んっ・・ふっ・・・んん・・・。」 

男の手でブラジャーが剥ぎ取られていた。

理恵の形の良いバストが蹂躙されている。

薄いピンクの乳首がハッキリと見えた。

後ろ手に縛られた理恵の長い髪が時折かぶさるようにするのだが、男は丁寧にそれを払いのける。

ゴクリ、と喉が鳴った。

涼子はそれを自覚すると、血が逆流するのを感じた。

興奮している。

憎しみだけではない、何かで。

そう、涼子を支配する世界から。

「あの日」以来続く、イタズラの感覚が鮮明に心に蘇ってくるのだ。

「ん、ふー・・・、ふぅー・・・・・。」

自分の息が聞こえる。
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