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第14章 遠い記憶

『アアアアッ・・イ、イヤッ・・・イ、イ・・・。』

それは、ハッキリと涼子の心を捕らえた。

あんなにイヤがっていた愛しい理恵が感じているのだ。

喜びの声をあげたのだ。

自分の思いを否定しようとする涼子の耳に、男の叫びが絶妙のタイミングで襲った。

『どうだ、イイんだろう、ええ・・・？』

涼子の身体に衝撃が走る。

身体の奥底から、熱い何かが溢れてくる気がするのだった。

『アアアッ、イ、イ・・イイッ・・・』

男の指が容赦無くパンティーの中で暴れる。

涼子も小刻みに震えながら揺れていた。

「ハウッ・・・ハァー・・・アハァー・・・。」

激しく呼吸が乱れてくる。

『イイッイイッ、イイのーッイイッー・・・』

『そらそらそら、ほらぁー・・・。』

男の指が踊る。

歓喜に歯を食いしばり、征服感に酔いしれて。