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ローターの子
第2章 キャンプにて
「いやぁ、夏はやっぱりキャンプだなぁ」
 父親は大きく手を広げた。
 緑の自然に川の流れる壮大な景色。でも私は、それどころじゃなかった。

「ぅぅ……ぁ……」
 あのローターが再び刺激してくるのだ。しかも前よりも長い時間。
 でも、せっかくの家族旅行は台無しにしたくない。

「さくら」

「ぅ……なぁに……?」
 お父さんの前で恥はかきたくない……。

「川に行かないか?」

「かっ、川っ!?」
 どうしよう……。
 尿意は既に感じている。なのに冷たいところに行くなんて……。

「ごめん……今日は、いいかな……」

「でも暑いだろう、川は気持ちいいぞ」
 確かに暑い。全身に汗を掻いているのが分かる。
 いやらしいことにアソコは特に。
 でも、今は川に入ったらいけない気がする。

「お父さんだけで……行ってきていいよっ、私はここで……待ってるから……」
 ごめん、お父さん……本当は行きたいけど色々と事情があるの……。

「そうか……分かった。すぐ戻ってくるからな」
 お父さんは、そう言って無邪気に走り出していった。
 その後ろ姿は、まるで小学生みたいだった。


 暑いっ……。
 こうして何もしないと暑さを余計に感じる。

「あっ! さくらじゃん、偶然だね!」
 樹君だ……樹君も来てたんだ……。
 樹のポケットには鍵とスイッチがあった。

 あのボタンで刺激が来るのかな……?
「樹君、偶然……なのかな……?」
 私の様子を見に来たようにしか思えないけど……。

「偶然だよ! ところでソレ、楽しんでる?」
 そう言って樹君は、嫌らしい目で私のアソコを見てきた。
「あ、えっと……楽しくはないんだけど……力が抜けてくるっていうか……」

「へえ、それって、こんな感じ?」
「ぁあうっ……!」
 樹君は粋なりスイッチを押してきた。
 私は恥ずかしさのあまり、顔を赤くして下を俯いた。
 両手はアソコを抑えることしか出来なかった。
「はは、本当だ」
 私の反応を見て笑う樹君。
 どうして私なんかが面白いの……?
「さくらちゃんは弱いからなぁ……」
 そう、私は弱いんだ。
 今まで数十人の男子に犯されて、いくら抵抗しても結局ダメだった。
 今回も、それと同じやつだ。
 でも男子から犯されすぎたせいか私の体は、より興奮を求めるようになって……常に恐怖心と一緒にワクワク感が生まれちゃう。
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