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混浴露天風呂・痴漢ワニに囲まれて
第3章 想い出
宿を出て、裏山に向かう道を歩く3人。

「いつも通り、仲良くなって一緒に酒でもって感じだ」

「わかってるって。ただ、45歳ってのは驚きだったな」

「そうだな。未知の世界だぜ」

「前向きだな。45歳ってババアだぜ」

「否定はしない。俺の母親より3歳年下なだけだからな」

「でも、とても45歳には見えなかったぜ」

「それはそう。俺は35歳くらいかなって」

「だよな。俺もそれくらいだと思っていた」

「俺らくらいの息子や娘がいたりしてな」

「それはありうる」

「一人旅でここに来る理由ってなんだろ?」

「そうだな。一人旅ならもっとホテルとかでも良さそうだけどな」

「温泉じゃないのか?」

「って、この辺り温泉だらけだぜ」

「じゃあなんだ?」

「普通に考えて、こんな鄙びた温泉宿に一人で来ないぜ」

「というと?」

「リピートだろうな」

「となると?」

「以前に誰かと来て、良かったとか」

「元カレとか?」

「それはないだろ。本命の女とここに泊まりに来ないだろ」

「ということは、家族旅行とか?」

「その方が現実味あるよ」

「旦那と子供たちと一緒に来たとかな」

「で、どうして今日は一人旅なんだ?」

「旦那は仕事。子供は学校とか」

「だったら家を空けられないって」

「そうだな。旦那は単身赴任。子供は大学進学とかで遠方で一人暮らしとか」

「それはあるかもな。大学にもいるぞ。そういうヤツ」

「全国から集まっているからな」

「あの人にもそういう子供がいるのかもね」

などと話していると、鳥居の下に到着した3人。

「うへっ。マジで登る?」

「結構、あるな」

「これくらいで愚痴るなよ」

櫻井壮介が登り始めると、

「仕方がないな」

「頑張れ」

と、声を掛け合いながら、清水将星と鈴木征人も階段を登り始めた。

沈黙する3人。

ふうっ…。

途中の踊り場で深呼吸をする3人。

「まだ、半分か」

「そうだな」

「行こうぜ」

声を掛け合って残りの階段を登り始めた3人。
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