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混浴露天風呂・痴漢ワニに囲まれて
第4章 邂逅
宿に戻るころには、他の話もしながら、茉莉子も久しぶりの異性との会話に楽しくなっていた。男子大学生どころか、男性に持て囃されるなんて経験は生まれて初めて。

「わたしにも、20歳と19歳、17歳、15歳の4人の息子がいるのよ」

と、茉莉子が話すと、

「そうなんですか?茉莉子さんってお母さんなのですね」

「いいなあ。茉莉子さんみたいな綺麗なお母さんだったら、俺、絶対自慢する」

「だよな。俺の母親は、絶対に誰にも見られたくないけど、羨ましい」

と、調子を合わせる3人。とはいえ、3人にとってはある意味、本音だった。

壮輔の母親は50歳だが、若い頃はスタイルも良くて美人だったと写真を見る限り思うのだが、当時はともかく、今は、その面影もなく、太って、顔はパンパンで下腹ポッコリで、垂れた大きな乳房が目立っていて下品な感じで、矯正下着も効果なしという状況だった。

将星の母親は48歳。年齢は茉莉子と3歳しか違わないが、老け顔で肌はカサカサに乾燥して、目尻や法令線には深い皺が刻まれていて、ガリガリに痩せていて、所謂、痩せギスで、ヒステリックな感じ。実際、教育ママで将星にとっては憎しみの対象でしかなかった。

征人の母親は45歳。茉莉子と同じ歳だが、いつまでも若作りばかりしていて、痛々しいと征人は苦々しく見ていた。若作りしても、今、見れば、同じ年の茉莉子より明らか老けていた。それに、顔立ちが悪い。細い目を化粧で誤魔化そうと厚化粧していて化粧臭かった。

そんな3人から見ると、母親と同世代でも、うっすらとしか化粧していなくても綺麗で、肌の艶も若々しくて、スタイルも無理をしている感じなく、ふっくらとしているが太っているという感じではない茉莉子は、魅力的だった。

それに、口調も優しくて、微笑みが絶えないところも、好印象だった。

茉莉子にとっては、息子と同世代の3人に褒められて悪い気はしなかった。

「そう?息子たちはそんな風には思っていないわ。学校のことでも進路のことでも、父親には相談しても、わたしには相談もなかったし、口を利くのも邪魔くさそう。授業参観に行っても怒られて」

茉莉子が苦笑いすると、

「え~、俺なら、茉莉子さんが授業参観に来てくれたら、絶対、自慢するけど」

「そうだよな。っていうか、先生も喜ぶよな」

と、反応する壮介と征人。
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