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混浴露天風呂・痴漢ワニに囲まれて
第5章 確認
茉莉子が風呂に向かったことを確認した3人。

茉莉子が脱衣所に入るのを確認すると、様子を窺った。浴室に入る引き戸のガラガラという音が聞こえるまで待った。聞こえると、

「1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.行くぞ」

と、数え終わると、壮介、将星、征人が「使用中」の札が掛かっている脱衣所に入った。

女将も仲居も、夕食の用意で忙しくしているのは確認済みだった。今なら、茉莉子にさえ見つからなければ、大丈夫…。

3人は脱衣所に入って、茉莉子がいないことを確認した。茉莉子の姿は浴室にもない。ということは、露天風呂。

髪を洗い、身体を洗い、湯船に浸かって伸びる…。夕食の19時ギリギリまで湯船に浸かっているだろうというのが、壮介の読み。

脱衣所に脱衣籠があった。茉莉子が使っている脱衣籠はすぐにわかった。一番上に、最後に脱いだ白色のショーツがあった。

飾り気の少ない、レースが少しという白色のショーツ。

そして、ブラジャーもあった。

壮介がショーツを手に取った。無造作に丸められているから、戻すときも無造作に丸めればいい。ブラジャーを手に取ったのは、将星。

将星がブラジャーのカップを顔に押し当てて、ニオイを嗅ぐ…。

「いい香りがする」

壮介は、ショーツを確認して、

「あれ?湿っている感じがする」

と、言いながらフロントとクロッチの縫い合わせの部分を確認する。ホワイトの生地だから、湿っていても色に変化は少ない。指先で触ると湿りを感じた。

クロッチの生地の部分を触ると、ネチャッと指先にネバネバの物が纏わりつき、指を上げると、生地と指の間に糸のようなものが引いた。

「これって、濡れていたってことじゃん」

壮介が話すと、征人も覗き込んで、

「って、どういうこと?」

「夢精?」

と、将星が言うと、

「バカ。男じゃねえっつうの」

と、言って祐介が笑うと、

「冗談だよ」

と、舌を出す将星。

「俺たちに男を感じたってことかな?」

征人が真面目な顔で壮介に聞いた。

「そういうことだよ。それしかない。汗じゃない。膣分泌液だからな」

と、なぜか医学用語で話す壮介…。医学部生だからと言えばそれまでだが。
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