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混浴露天風呂・痴漢ワニに囲まれて
第3章 想い出
新幹線が止まる駅から乗ってきた女性4人組が茉莉子の前のロングシートに座った。

ママ友同士なのか、それとも高校や大学の同窓生なのか、わからないけど、話の内容は、ワニの話。

「ワニ、いるかしら」

「いるわよ」

「いなかったら残念」

「やる気満々のワニに出会えるといいわね」

「やる気にさせるのよ」

「今からワニに会うのが楽しみだわ」

などと話して盛り上がっている4人組の女性。茉莉子よりは10歳程度若い感じの色気のある女性たち。

ワニ…。そういえば、ワニ園があった。茉莉子の記憶にはワニよりレッサーパンダが鮮明だったが。

そんなにワニっていい?ワニがそんなに見たいなんて…。

茉莉子は、ワニは、動物のワニだと思っていました。そして、4人組の女性はその最寄り駅で降りました。

茉莉子は目的地の温泉宿の最寄り駅で降りた。

潮風が心地良く吹き抜ける港町。

バックパックを背負って歩き始める茉莉子。

改札を出ると、横断歩道。

大学生らしいバイクに跨った男子3人組が茉莉子を見ていた。

長男、次男が大学生の茉莉子。遠く九州と関西で学生生活を送っている息子たちを思い出した。

春休みに帰省したものの、ゴールデンウイークはアルバイトや部活が忙しいと帰省しなかった息子たち。

視線を感じた茉莉子。

チラッと見たという感じでしかなかったはずの、男子3人組の視線が茉莉子に向いていて、3人が何かを話している様子だった。
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