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混浴露天風呂・痴漢ワニに囲まれて
第8章 ワニ
送り届けて戻ってくると、将星と征人が簡単に片づけて、テーブルを拭いていた。
「どうだった?」
壮介に訊いた。
「『ありがとう。今日は楽しかったわ』だって」
「このまま寝る感じなら、いっそ」
「ば~か。それだったら夕方の神社と同じだろ」
「ってなると、やはり露天風呂か?」
「そうだよ」
「って言っても、茉莉子さんが風呂に入る保証なんてあるのか?」
「あるよ。食事が終わり、泡盛も飲んで、気分良くなっているはず。でも、入浴から時間も経っているし、食事中も汗を掻いていただろ。寝る前に、汗を流したいと思うはずさ」
「確かに、俺たちも汗を掻いている」
「だろ。俺も掻いている」
「というか、トイレに行きたくないか?」
「そうだな。それほどでもないが、ちょっと出そうだ」
「茉莉子さんも、そんな感じだと思うぜ。風呂に入る前に、絶対、トイレに行って、そのあと、風呂に向かうさ。だから、俺たちは、茉莉子さんが廊下のトイレに行くのを確認してから、風呂に先回りすればいいのさ」
「なるほど」
「だけど、あと、どれくらいだろう?」
「それはわからないが」
「ま、いいさ。静かにしていた方がわかりやすいなら、課題でもしていようぜ」
「真面目か!って、それが良いかもな」
座椅子に座って、座卓で課題をカバンから取り出して勉強を始めた3人。
部屋は静かになった。静まり返る宿。
壮介が、
「様子を見てくる」
と、言って部屋を出た。茉莉子の部屋の引き戸が開く。ということは、壮介が送ったときのまま。覗くと、茉莉子が壮介が敷いた敷布団の上で寝ていた。
確かに、征人が言うみたいに、このまま…という思いが湧いてくるが、無理やりすれば、今回、一回限りで終わる。
訊き出したように、茉莉子が自宅で一人暮らしなら、上手くやれば、継続的に関係ができる。茉莉子は一度で終わるには惜しい。
それに、壮介の勘では、茉莉子は、嚙めば嚙むほど、大人の女の魅力が溢れてきそうな感じがしていた。
はだけた浴衣から見える茉莉子の太腿。ふっくらした二の腕。ありとあらゆるところが艶めかしい。
生唾を飲み込む壮介。口を拭って零れかかった涎を拭いた。アルコールの影響で染まった肌が余計に艶めかしさを高めていた。
「どうだった?」
壮介に訊いた。
「『ありがとう。今日は楽しかったわ』だって」
「このまま寝る感じなら、いっそ」
「ば~か。それだったら夕方の神社と同じだろ」
「ってなると、やはり露天風呂か?」
「そうだよ」
「って言っても、茉莉子さんが風呂に入る保証なんてあるのか?」
「あるよ。食事が終わり、泡盛も飲んで、気分良くなっているはず。でも、入浴から時間も経っているし、食事中も汗を掻いていただろ。寝る前に、汗を流したいと思うはずさ」
「確かに、俺たちも汗を掻いている」
「だろ。俺も掻いている」
「というか、トイレに行きたくないか?」
「そうだな。それほどでもないが、ちょっと出そうだ」
「茉莉子さんも、そんな感じだと思うぜ。風呂に入る前に、絶対、トイレに行って、そのあと、風呂に向かうさ。だから、俺たちは、茉莉子さんが廊下のトイレに行くのを確認してから、風呂に先回りすればいいのさ」
「なるほど」
「だけど、あと、どれくらいだろう?」
「それはわからないが」
「ま、いいさ。静かにしていた方がわかりやすいなら、課題でもしていようぜ」
「真面目か!って、それが良いかもな」
座椅子に座って、座卓で課題をカバンから取り出して勉強を始めた3人。
部屋は静かになった。静まり返る宿。
壮介が、
「様子を見てくる」
と、言って部屋を出た。茉莉子の部屋の引き戸が開く。ということは、壮介が送ったときのまま。覗くと、茉莉子が壮介が敷いた敷布団の上で寝ていた。
確かに、征人が言うみたいに、このまま…という思いが湧いてくるが、無理やりすれば、今回、一回限りで終わる。
訊き出したように、茉莉子が自宅で一人暮らしなら、上手くやれば、継続的に関係ができる。茉莉子は一度で終わるには惜しい。
それに、壮介の勘では、茉莉子は、嚙めば嚙むほど、大人の女の魅力が溢れてきそうな感じがしていた。
はだけた浴衣から見える茉莉子の太腿。ふっくらした二の腕。ありとあらゆるところが艶めかしい。
生唾を飲み込む壮介。口を拭って零れかかった涎を拭いた。アルコールの影響で染まった肌が余計に艶めかしさを高めていた。

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