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茉莉子45歳【Ⅰ】 混浴露天風呂・痴漢ワニに囲まれて
第8章 ワニ
将星も、

「そうですね。茉莉子さんでは、無理です。息子にとって母親って言うのは、憎しみの対象だったり、嫌悪の対象なんですよ。でも、茉莉子さんだと、息子だとしても、そんな感情を抱けそうにない」

と、話した。征人も、

「異性の親って、そういうものなんですよ。俺には姉がいますが、姉は父を嫌っています。『汚らわしい』って言って。俺も母を嫌っています。『キモい』『ウザい』って思うから。でも、茉莉子さんが母だとしたら、そういう感情は、湧いてこないです」

と、言って茉莉子を見つめた。

「だから、それは、わたしが実の母親ではないから…」

3人の言葉に抗おうとする茉莉子。

「違います。そう思おうと思って無理なんです。世間の息子にとって、母親っていうのは、こんなに綺麗で色気があって、魅力的ではない存在なんです。茉莉子さんが自分を『オバサン』というように、世間の母親は『オバサン』なんです。でも、茉莉子さんは『オバサン』という言葉と無縁なんです」

壮介が茉莉子を見つめて首を振って、伝えた。

「45歳なのよ。オバサンじゃないの?」

茉莉子が訊くと、

「答えは『違う』です。オバサンじゃない。世間の45歳はオバサンだけど、茉莉子さんはオバサンとは程遠い。だから…」

と、話ながら壮介が湯船の中で立ち上がった。茉莉子の目の前に、屹立した…、見たこともないような巨根が…。

「そう。オバサンだったらこうはならないんですよ」

将星も立ち上がった。そこには、壮介と負けず劣らずの男根が、腹筋の割れ目に沿ってそそり立っていた。

「若くて美人でナイスバディ。そこまで揃ったら、男はみんな、こうなるんです」

征人も立ち上がると、そこには、2人に負けない竿が、月を指す刀のように反り返っていた。

目を手のひらで覆った茉莉子。

「息子さん達も、茉莉子さんを見ていたら、こうなるんだと思いますよ。でも、母親に、そんなところは見られる訳にはいかない。だから…」

壮介が茉莉子に言いながら、茉莉子にさらに近づいた。将星も、征人も茉莉子に歩み近づいた。

壮介は、茉莉子が目を覆った手を除けて、

「目を開けて、現実を確認してください。茉莉子さん。自分には、息子達と同じ世代の男をこんなにさせてしまう魅力があることを認め、受け入れてください」

と、茉莉子の顔を見つめながら言った。
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