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混浴露天風呂・痴漢ワニに囲まれて
第3章 想い出
「さて、買い出しに行ってから、宿に向かおうぜ」

「アルコールを仕入れに行こうぜ」

「そうだな」

「行くぞ」

3人は、バイクに跨ると、エンジンを作動させ、走り出した。向かうのはリカーショップ。

20分ほど、バイクを飛ばすと、見えてきたのは、この地域で一番大きなリカーショップ。

「あの宿の夕食は、和食だったよな」

「そうだ。煮魚、刺身、焼魚、焼アワビがメインで、煮物とか漬物、飯だ」

「だったら、焼酎がいいな」

「いや、これだ」

と、清水将星が手に取ったのは、泡盛。アルコール度数43度。香りが良くまろやかで深いコクがある古酒。

「結構、強いぜ」

「これは、前にも使ったことがあるだろ?」

「思い出した。芳醇な香りで口当たりがいい」

「そう。アルコール度数を感じさせないから、コップ一杯でも来るぜ」

「OK.これにしよう」

「俺たちも気をつけないとな」

などと笑いながら会計を済ませ、宿に向かった。
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