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カワリバンコ
第1章 発端
「なに? もしかして、クミちゃんとこ“レス”なの?」
「え、そんなこと……え……う……うん……」
私は酔ってはいましたが、痛いところをつかれて、口ごもってしまいました。
でもまだ羞恥心が残っていました。
「え? そうなの?」
リエちゃんとトモ君はまた顔を見合わせました。
「うちなんか“レス”なんか考えられないわ。トモ君“種馬”みたいなんだから。ちょっとは自重してもらいたいくらいだわ……」
「おい、おい、リエちゃん、酔っ払い過ぎだよ……」
トモ君が慌ててリエちゃんの口をふさぎました。
私も、トモ君が“種馬”みたいになっているのを想像し、真っ直ぐトモ君を見られなくなってしましました。
「でも、やっぱりお女は、愛されて結婚した方が幸せ……」
幸せそうにそう話すリエちゃんに、酔った勢いも手伝い、私は思わず言ってしましました。
言ってはいけないことを、二人でそう約束したことを……。
「え、そんなこと……え……う……うん……」
私は酔ってはいましたが、痛いところをつかれて、口ごもってしまいました。
でもまだ羞恥心が残っていました。
「え? そうなの?」
リエちゃんとトモ君はまた顔を見合わせました。
「うちなんか“レス”なんか考えられないわ。トモ君“種馬”みたいなんだから。ちょっとは自重してもらいたいくらいだわ……」
「おい、おい、リエちゃん、酔っ払い過ぎだよ……」
トモ君が慌ててリエちゃんの口をふさぎました。
私も、トモ君が“種馬”みたいになっているのを想像し、真っ直ぐトモ君を見られなくなってしましました。
「でも、やっぱりお女は、愛されて結婚した方が幸せ……」
幸せそうにそう話すリエちゃんに、酔った勢いも手伝い、私は思わず言ってしましました。
言ってはいけないことを、二人でそう約束したことを……。